クリス:皆さん、こんにちは。ブルーベルトライフのクリスです。今日の「ミートザファーマーズ」は、交通会館マルシェのあきさんです。あきさん、こんにちは。
あき:こんにちは。
クリス:いつも美味しい物を持ってきてくれて、ありがとうございます。
あき:いつもありがとう。
クリス:あきさんは、主に無農薬の食材を販売していますが、どのぐらいやっているんですか?
あき:4年になります 。
クリス:このマルシェで始めたんですか?
あき:いいえ、他のマルシェです。でも大体同じぐらいの時期にここも出始めました。
クリス:どんなものを扱っているんですか?
あき:メインはこちらにある完全無農薬の有機野菜です。
クリス:どのファームからオーダーしているんですか?
あき:岐阜県と長野県と北海道と秋田の、契約農家さんから仕入れています。
クリス:どうやって見つけて選んだのですか?
あき:微生物農法を研究されている大学教授の先生が、完全無農薬で作っている農家さんを紹介してくださって、その農家さんが自分のお弟子さんを紹介してくれました。
クリス:農家の生活を少し説明していただけますか?
あき:はい、365日休みなしです。朝から晩まで本当に早朝から夜遅くまで働いています、休みなく。やっぱり完全無農薬で雑草取りも全部人の手で一本一本抜いているので、すごい手間暇かけて、丁寧に作っています。
クリス:これらを作っているファームによく訪れるんですか?
あき:よく行っています。10月には秋田の米農家さんのところに稲刈りのお手伝いに行って、先月は北海道のケールの農家さんに行ってきました。
クリス:あきさんのお客さんも時期によっては、一緒にファームに行けるんですか?
あき:行けます。
クリス:そうですね。僕も今年の3月には高山にあるポテンシャル農業研究所さんに、手伝いに行って、とても楽しかったです。興味がある方は是非あきさんに相談してください。
あき:はい。
クリス:あきさんの物は無農薬ですね?
あき:そうです。完全に無農薬です。
クリス:無農薬と有機とオーガニックは、何が違うんですか?
あき:厳密に言うと、有機イコール、無農薬イコールオーガニックで、「あるべきなのかな」と思うんですけれど、有機イコール、無農薬ではないですね、今の日本では。
クリス:そうですね、日本のオーガニックは、オーガニックでも、農薬をまだ使えますね。
あき:そう、有機JASのお野菜でも使用が認められている農薬が30種類ぐらいありますので、一般的な有機野菜は、完全に無農薬ではないですね。でも、うちのお取引先の農家さんは約20年間完全に無農薬、無化学肥料でお野菜を作っています。
クリス:無農薬農業は持続可能だと思っていますか?
あき:はい、可能だと思っています。でも、やっぱりすごく手間がかかるので、今日本で流通しているお野菜の中で、有機野菜はたったの0.2%しかなくて、残りの99.8%は農薬と化学肥料を使われているお野菜です。それぐらいやっぱり大変だから、なかなか無農薬で作ろうとする人は少ないと思うんだけど、持続は可能だと思います。
クリス:これから、あきさんのこのマルシェとご自身のビジネスのビションは何ですか?
あき:味が本当に全然違いますので、すごくこの美味しいお野菜をたくさんの方に、食べていただきたいと思っています。
クリス:最後にお客様にお伝えしたいことやメッセージはありますか?
あき:はい、毎週土日は必ずここの有楽町の交通会館マルシェに出ています。とても美味しいお野菜ですので、是非皆様食べに来て下さい! あ、買いに来て下さい!(笑)
クリス:そうですね、無農薬野菜やお米、平飼い卵もあって、味は本当にそこらの大きいスーパーと違いますね。あきさん、今日はお忙しい中、お時間をいただきまして、本当にありがとうございました。
あき:ありがとうございました。